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超低予算ライブ撮影考察:単独・複数での撮影

Updated: Jun 24, 2020

以下、単独撮影および撮影のお手伝いに来ていただけるという優しい神様が降臨してきたときのためのチェックリストになります。


映像はこちら



DIRECTIONS

三脚に置かれているカメラとアシスタントさんの最大の違いはやはり人間の知能と感情でして、それらを最大限に活かすには指示とディレクションが必要になってきます。

私はディレクションのプロでも何でもありませんが、撮影現場にきてくれる方は往々にして、スキルと経験はお持ちいただいても、ビジョンや映像の完成像は白紙状態でお越しになられます。

何をして欲しいか、それを伝えるには自分が何を欲しているかをしっかりと把握する必要があります。

仮にフリースタイルで撮影するとしても、それを伝える必要があります。

どんな映像が手に入ろうと、三脚に放置したカメラよりは良い映像が撮れるはずですので、あるものに感謝し、撮影を楽しむようにと心掛けております。



CUTTING

⁃ 1ソングごとにカットすることで、2つのカメラからのファイル数が同じになるようにし、後のシンキングを容易にします。

一時はPluralEyesというソフトを無料期間中に使っておりました。予算がある方はそのようなソフトを使うのもいいかと思います。


⁃  第2カメラがないものとして撮影する=必然的に流れるような動きになる。

第2カメラに頼っていると、第1と第2カメラが同時にトラブルを迎えた時に自責の念にかられます。バックアップはあくまでバックアップです。

撮影スタイルの例ですが、

ゆっくりとした曲はゆっくりとした動き、

テンポの速い動きは素早い動きやフォーカスチェンジを使う、など





FOCUS POINTS

- その場の注意が最も集中しているところに焦点を当てる。

(常にヴォーカルである必要はない)

- 被写体の選択に困ったら、カメラをしっかりと抱え、メインヴォーカルに焦点を当てて被写体を探る。

同時にアシスタントが撮影している対象を見てみる。

違うアングル、観客の動きや反応などを撮影してみる。

- 曲やセットの合間にポジションを変えてみる。




B-ROLES (IF you can)

- 曲の合間に写真などを撮るとサムネイルなどに使えるかもしれない

- 観客、楽器、会場などのクリップ

Shots of the audience, instruments, or the location, between songs as a separate cut

- シャッタースピードを遅めにしたり、スローモーションを使用したり、特にリハーサルがある場合はやってみる。




PRECAUTIONS

⁃ 自然な距離感でミュージシャンたちに近寄るのは可。 - 注意されたり、観客が通り抜けようとしてポジションを変えなくてはいけない場合、カメラを抱え撮影を継続しながら慎重に移動する(可能なら)




FOR NEXT

フィードバック、撮影の感想、いいショット、改善できたなと思うショットなどの情報を共有する。次回の撮影だけでなく、編集上での財産になります。



次回は編集について少し触れたいと思います。

では!


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